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2012.06/16 [Sat]
失われた占星術の技法?「Antiscia」
しばらく前に購入した古典占星学系の洋書を読んでいると「Antiscia」の章がありました。
単語を英和辞典でひいてみても出てきません。
正直、困ったなあ、タイトルでつまづいてるよ~、と思いましたが、
これまでも、この本に出てくる単語で辞書に載ってないものが結構ある。
きっと、占星術の専門用語なのだろうと思い、まずどんなことなのか内容を読んでみたところ、
その本によると、この技法は出生図やホラリーでも使用されるが、
特にシナストリー(相性判断)で有効だという。
どのような技法かというと、
Solstice Pointsである夏至と冬至に対称の位置になるポイントで、
コンジャンクションに似た働きがあるようです。
夏至と冬至に対称とは、ホロスコープで蟹座0度と山羊座0度に線を引き、
例えば、牡牛座の5度と獅子座の25度、水瓶座10度と蠍座20度がアンティッションの位置となり、これらの位置に惑星がそれぞれに在れば、コンジャンクションと同じ意味として捉える、というものです。
アンティッションになるサイン同士は、
双子座と蟹座
獅子座と牡牛座
乙女座と牡羊座
天秤座と魚座
蠍座と水瓶座
射手座と山羊座 になります。
これらがなぜコンジャンクションと似た働きがあるのか、
春と秋の、昼の長さの同じ場所のこと指すからのようです。
水瓶座12度では、アンティッションが蠍座の18度です。
コントラ・アンティッション(アンティッションの反対位置)は
牡牛座18度になる、ということですね。
<追記>2014年9月24日
このアンティッションは、これまでの検証で有効であることがわかりました。
今では相性判断ではシナストリー、ハーフサムとともに、
このアンティッションも必ずチェックするようにしています。
<追記>2017年6月12日
当時は、
コントラアンティッションはオポジションに似た働きをすると書いていました。
オポジションのような作用をすると書いている占星家もおりますが、
各時代の洋書などで確認したところ、
アンティッションもコントラアンティッションも合のような働きをする、
とのことでしたので、追加で記しておきます。

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単語を英和辞典でひいてみても出てきません。
正直、困ったなあ、タイトルでつまづいてるよ~、と思いましたが、
これまでも、この本に出てくる単語で辞書に載ってないものが結構ある。
きっと、占星術の専門用語なのだろうと思い、まずどんなことなのか内容を読んでみたところ、
その本によると、この技法は出生図やホラリーでも使用されるが、
特にシナストリー(相性判断)で有効だという。
どのような技法かというと、
Solstice Pointsである夏至と冬至に対称の位置になるポイントで、
コンジャンクションに似た働きがあるようです。
夏至と冬至に対称とは、ホロスコープで蟹座0度と山羊座0度に線を引き、
例えば、牡牛座の5度と獅子座の25度、水瓶座10度と蠍座20度がアンティッションの位置となり、これらの位置に惑星がそれぞれに在れば、コンジャンクションと同じ意味として捉える、というものです。
アンティッションになるサイン同士は、
双子座と蟹座
獅子座と牡牛座
乙女座と牡羊座
天秤座と魚座
蠍座と水瓶座
射手座と山羊座 になります。
これらがなぜコンジャンクションと似た働きがあるのか、
春と秋の、昼の長さの同じ場所のこと指すからのようです。
水瓶座12度では、アンティッションが蠍座の18度です。
コントラ・アンティッション(アンティッションの反対位置)は
牡牛座18度になる、ということですね。
<追記>2014年9月24日
このアンティッションは、これまでの検証で有効であることがわかりました。
今では相性判断ではシナストリー、ハーフサムとともに、
このアンティッションも必ずチェックするようにしています。
<追記>2017年6月12日
当時は、
コントラアンティッションはオポジションに似た働きをすると書いていました。
オポジションのような作用をすると書いている占星家もおりますが、
各時代の洋書などで確認したところ、
アンティッションもコントラアンティッションも合のような働きをする、
とのことでしたので、追加で記しておきます。

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大変興味深く拝見させていただきました!
記事を読みながら自分とパートナーを当てはめてみたところ、パッと思い付くだけでもアンティッションが二つありました!
太陽同士と、相手のヘッドと私のアセンです。度数ピッタリドンピシャでゾクッとしました!
通常のシナストリーでアスペクトを持たないもの同士ですが、妙に腑におちました。ありがとうございます!
興奮しすぎて思わずコメントしてしまいましたが、じっくり見たらまだまだたくさんアンティッションはあるような気がします。
素晴らしい記事をありがとうございました!
ちなみにコントラアンティッションはアスペクトでいうとどのような感じなのでしょうか?
ご教授いただけたら幸いです。